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2026.02.26
小児矯正は何歳から始める?ベストなタイミングと費用の目安
こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「子どもの歯並びが気になるけど、小児矯正って何歳から始めればいいの」と悩み、まだ様子を見ているという保護者の方も多いのではないでしょうか。しかし、小児矯正には成長期だからこそ活かせるタイミングがあり、その時期を逃すと将来的により大掛かりな治療が必要になる場合もあります。
今回は、小児矯正を始める時期の目安や費用、活用できる制度について詳しく解説します。
小児矯正とは
小児矯正とは、子どもの歯並びや噛み合わせを整えるための矯正治療を指します。歯列だけでなく、顎の発育や顔全体のバランスも視野に入れながら治療を進める点が特徴です。小児矯正が大人の矯正と異なる点は以下の3つです。
・成長期の柔軟な顎骨を活かせるため、骨格へのアプローチがスムーズに進みやすい
・目的が「将来のトラブルを未然に防ぐ」予防的な治療である
・使用する装置は顎の成長を誘導する拡大床や機能的矯正装置が中心となる
成長という自然の力を味方にできるのが、小児矯正ならではの強みといえます。
一方、大人の矯正は成長が止まった状態からのスタートとなるため、歯そのものを動かすブラケットやマウスピース型装置を使い、既存の問題を改善していく方法が中心となります。
渋谷マロンTokyoには矯正・小児歯科の専門ドクターが在籍しています

矯正歯科は、歯科の中でも高度な知識と技術が求められる専門性の高い分野です。保護者の方はお子様の将来の歯並びを左右する治療だからこそ「担当医の経験と専門性には妥協したくない」と感じるのではないでしょうか。
渋谷マロン歯科Tokyoでは、神奈川歯科大学矯正歯科学講座にて臨床・研究に携わってきた矯正専門の歯科医師が治療を担当しています。一人ひとりの歯並びや噛み合わせの状態を丁寧に診断し、お子様に合った治療プランをご提案します。
また、学会が定める施設で経験を積んだ小児歯科専門医も在籍しており、お子様の気持ちに寄り添いながら治療を進めます。お子様の性格やお口の状態を見極めながら、不安を与えないよう丁寧に対応しますので、歯科が苦手なお子様もどうぞお任せください。歯の成長や歯並び、お口の癖など気がかりなことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
矯正歯科|渋谷マロン歯科Tokyo
小児歯科|渋谷マロン歯科Tokyo
小児矯正は何歳から始める?
小児矯正の適切な開始時期は、お子様の歯並びの状態や顎の発育によって異なるため、一律に「何歳から始めるのがいい」とは言い切れません。小児矯正には成長段階に応じた「1期治療」と「2期治療」の2つのフェーズがあり、それぞれの目的と時期を知っておくと、治療のイメージがつかみやすくなります。
小児矯正の「1期治療」と「2期治療」

小児矯正のベストな開始時期は「年齢」ではなく「成長の段階」です。
小児矯正は、成長期に顎の骨の形を整える「1期治療」と、永久歯が生え揃ってから歯を移動させて歯並びを整える「2期治療」に大きく分かれます。
1期治療とは
1期治療の目的は「歯を動かす」ではなく「歯が正しく生えてくる環境を整える」ことです。顎骨が狭かったり、上下のバランスが崩れていたりすると、永久歯が本来の位置に生えず、歯並びの乱れにつながります。1期治療では拡大装置などを使って顎骨を適切な形に誘導し、永久歯が自然に正しく並びやすい環境を整えていきます。
開始時期は早いケースでは3~4歳頃から対応することもありますが、、実際には乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(6〜10歳前後)に行われるケースがほとんどです。また、すべてのケースで早期開始が適しているわけではありません。
1期治療が必要かどうかは自己判断が難しいため、保護者の方の希望やお子様の症例をふまえた精密検査と専門医によるカウンセリングが欠かせません。先天的な欠損歯や埋伏歯など、検査しないと判明しない問題もあるため、気になる症状がなくても一度相談されることをおすすめします。治療期間は装置の使用期間が1年程度、その後経過観察を含めると2〜4年に及ぶことがあります。
2期治療とは
2期治療は、永久歯が生え揃った後に行う矯正です。内容は大人の矯正とほぼ同じで、固定式または取り外し式の装置を用いて歯を移動させ、噛み合わせを完成させます。
1期治療で顎の環境を整えておくと、永久歯が比較的正しい位置に生えてきやすくなるため、2期治療での抜歯が不要になる可能性が高まります。
開始時期は、12歳臼歯が萌出する小学校高学年〜中学生(12〜14歳)以降が目安です。1期治療を経ていない場合でも、この時期から2期治療のみで矯正を開始するケースもあります。治療期間はおよそ1〜3年程度です。
お子様の歯並びタイプ別|小児矯正を始める目安
小児矯正は年齢だけでなく、歯並びの状態によっても治療を始めるべき時期が異なります。代表的な症例ごとの目安を確認しておきましょう。
受け口(反対咬合)
受け口(反対咬合)とは下の前歯が上の前歯より前に出ている状態を指します。骨格的な問題へ発展するリスクを抑えるため、3〜6歳ごろからの早期対応が推奨されるケースもあります。
ただし、装置の使用にはお子様自身の協力が必要なため、実際には言葉でのコミュニケーションが円滑になり、永久歯が生え始める混合歯列期(6〜10歳前後)から本格的に開始するケースも多く見られます。お子様の成長スピードや骨格の状態によって、最適なタイミングは一人ひとり異なるため、まずは早めに専門医へ相談することが大切です。
出っ歯(上顎前突)・叢生
出っ歯とは上の前歯が前方に突き出た状態、叢生(そうせい)とは歯が重なり合ってガタガタに生えている状態を指します。いずれも混合歯列期(6〜10歳前後)が開始の目安で、顎の成長バランスを調整しながら前歯の突出を抑えたり、永久歯が並ぶスペースを確保したりします。
開咬・交叉咬合
開咬とは奥歯を噛み合わせても前歯が閉じない状態、交叉咬合とは上下の歯列がずれて噛み合っている状態です。指しゃぶりや舌癖といった生活習慣が原因になることもあり、5〜8歳ごろから習癖改善と矯正を並行して進めるケースがあります。
いずれも、焦って装置を装着するより、医師の診断に基づいた適切なタイミングで始めることが大切です。
小児矯正にかかる費用

小児矯正は基本的に自由診療となるため、費用は原則、全額自己負担です。1期治療・2期治療それぞれの相場と、負担を軽減できる制度も合わせて把握しておきましょう。
1期治療の費用相場
1期治療の費用相場は30万〜50万円程度です。歯を直接動かす処置が少なく、顎の成長を誘導することが中心の治療のため、歯列を細かく整える2期治療と比べると費用は抑えられる傾向にあります。
2期治療の費用相場
2期治療の費用は、1期治療から継続する場合で40万〜60万円程度、2期治療から開始する場合は50万〜120万円程度が目安です。1期治療を受けておくことで歯の抜歯なく進められる可能性が高まり、2期治療単体での費用も抑えられるケースがあります。
小児矯正で保険適用されるケース
小児矯正は原則として自由診療ですが、以下の条件を満たす場合は保険が適用されます。
・別に厚生労働大臣が定める疾患による咬合異常
・前歯・小臼歯のうち3歯以上の萌出不全による咬合異常(埋伏歯開窓術が必要なケース)
・顎変形症(外科手術を要するもの)の術前・術後矯正
保険適用を受けるには、厚生労働大臣が定める施設基準を満たした保険医療機関での受診が条件となります。該当する医療機関は各地域の厚生局ホームページで確認できます。
参考:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは」
小児矯正の医療費控除
医療費控除とは、1年間に支払った医療費の合計が10万円または所得の5%を超えた場合、超過分を所得から差し引ける制度です。
小児矯正は、成長期のお子様の発育に必要な治療と判断されるケースがほとんどのため、多くのケースで医療費控除の対象になりますが、詳細は税務署等に確認が必要です。噛み合わせや発音の改善など機能面の回復を目的とした治療であれば控除が認められますが、審美的な改善のみを目的とした矯正は対象外となります。
なお、通院にかかる交通費も医療費控除の対象です。お子様の通院に付き添いが必要な場合は、付添人の交通費も含まれます。ただし、自家用車のガソリン代や駐車場代は対象外となるため、公共交通機関を利用した際の金額を記録しておくとよいでしょう。
参考:国税庁 「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例」
小児矯正のタイミングを逃さないために
小児矯正を始めるタイミングは年齢だけでは決まらず、お子様一人ひとりの状態によって異なります。「まだ様子を見ていいかな」と感じているうちに適切なタイミングを逃すこともあるため、気になる症状があれば早めに専門医を受診しましょう。矯正・小児歯科の専門医への相談を希望される保護者の方は、渋谷マロン歯科Tokyoへお気軽にご相談ください。
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