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2026.03.18

スポーツ中のマウスガードは歯科と市販どちらがいい?マウスピースとの違いも解説

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「スポーツ中に歯を守るためのマウスガードは、市販品と歯科医院製どちらがいいのか?」「そもそも装着した方がいいのか?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。マウスガードはボクシングやラグビーだけのものというイメージがありますが、現在は幅広い競技で注目されています。今回は、市販品と歯科医院製の違いや基本的な役割、具体的な効果まで詳しく解説します。

スポーツマウスガードとは

スポーツマウスガードとは、競技中の衝撃から歯や口腔内を守るために装着する保護装置です。素材はゴムやシリコンが主流で、ボクシングやラグビーといった激しい競技で義務化されているイメージが強いものの、近年は野球・サッカー・バスケットボールなど幅広く利用されています。

市販品 と 歯科医院製|スポーツマウスガード比較表

マウスガードをしてサッカーをしている様子|スポーツ中のマウスガードは歯科と市販どちらがいい?マウスピースとの違いも解説|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo

スポーツマウスガードは、購入場所や作り方によって性能が大きく異なります。市販品と 歯科医院製ではどのような違いがあるのか、費用、安全性、フィット感など、各項目で比較してみましょう。

比較項目 市販品マウスガード 歯科医院製マウスガード
費用 1,000円〜3,000円程度 5,000円〜15,000円程度(全額自費)
安全性 強い衝撃への対応に限りがある 個別設計で力を均等に受け止める
装着感 既製品のためズレが生じやすい 歯型に密着し安定して装着できる
使用期間の目安 噛む力で形が崩れやすい 繰り返しの使用にも耐えられる
競技への影響 口の動きや呼吸に影響が出やすい 動きを妨げずプレーに集中できる
調整対応 サイズ変更・調整は不可 状態の変化に応じて調整が可能
向いている用途 練習や入門段階での使用 本格的な競技・継続的な使用

選択する際は、価格だけを判断基準にせず、競技の強度や使用期間を踏まえてどちらが自分に合うかを考えることが大切です。

市販品のスポーツマウスガードは気軽に購入できる

市販品のスポーツマウスガードには主に2つの種類があります。

まず「ストックタイプ」は馬蹄形の既製品をそのまま口に装着するもので、加工が不要な反面、歯並びや口の大きさに個人差があるためフィットしないケースも出てきます。

もうひとつは「ボイル&バイトタイプ」で、お湯で柔らかくした素材を口に含んで噛み締め、歯の形に沿って成形します。温度管理が難しく火傷への注意が必要ですが、近年は複数回の成形に対応した製品も登場しています。

歯科医院のスポーツマウスガードは歯型をもとにカスタム製作

歯科医院製のスポーツマウスガードには3種類あります。

「バキュームタイプ」は加熱して軟化させたシートを器具で吸引し歯型に沿わせる方式で、工程がシンプルなため比較的短時間・低コストで仕上がります。

「ラミネートタイプ」は加圧成型器を使い、シートを複数枚重ねて圧接する方法で、部位ごとに枚数を調整して衝撃吸収力を高められます。

「埋没填入タイプ」は義歯と同じ工程で製作し、形状や厚みを細かく設計できるため精度は最も高い一方、時間と費用もかさみます。

市販品マウスガードのメリットとデメリット

手軽に入手できる反面、保護性能には限界があります。競技レベルや使用目的に照らし合わせて、自分に合うかどうかを見極めることが大切です。

メリット

・スポーツショップやネット通販でいつでも購入でき、届いた日から使える
・1,000円前後が中心で、コストを抑えたい方に向いている
・カラーや形状のバリエーションが豊富で選びやすい

デメリット

・既製品のため歯並びに合わず、プレー中にズレたり外れたりしやすい
・口に合わない状態では呼吸・会話がしづらく、集中力の低下を招くことがある
・噛みしめによって変形・破損しやすく、衝撃吸収が不十分になる場合がある
・合わないと感じても、歯科医院での調整には対応してもらえない

スポーツを始めたばかりの段階や、負荷の小さい練習での一時的な使用には適しています。ただし、口に合わないまま使い続けると顎関節への影響も出やすいため、競技が本格化してきたタイミングでは歯科医院製への切り替えを検討しましょう。

歯科医院製スポーツマウスガードのメリット・デメリット

歯科医院で製作するスポーツマウスガードは、個人の歯型をもとに作るオーダーメイドのため、市販品とは保護性能・装着感・耐久性のすべてで差があります。本格的な競技や長期使用を前提とする方は、特徴をしっかり確認しておきましょう。

メリット

・精密な型取りにより歯型にぴったり密着し、ズレや外れが起きにくい
・口に入れても安全な医療用素材を使用しており、強く噛み締めても変形しにくい
・競技の種類や接触頻度に応じて厚みや形状を調整できる
・成長期のお子さまには、歯やあごの変化に合わせた再製作・調整にも対応できる

デメリット

・費用は5,000円〜15,000円程度で、全額自費診療となる
・完成まで複数回の通院が必要で、即日使用はできない
・成長や歯並びの変化に応じて作り直しが必要になることがあり、継続的なコストが生じる

装着感の良さは噛み締めやすさにつながり、筋力や瞬発力の発揮にも影響します。使用中に状態が変わった際は調整を依頼できる点も、長く使い続けるうえでの安心材料になります。

マウスガードとマウスピースの違い

マウスガードをして野球をしている様子|スポーツ中のマウスガードは歯科と市販どちらがいい?マウスピースとの違いも解説|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo

マウスガードとマウスピースはどちらも同じ装置を指す言葉で、機能的な差はありません。使い分けの背景には用途の違いがあり、スポーツ中の口腔保護を目的とするものを「マウスガード」、歯列矯正や歯ぎしりの対策に使うものを「マウスピース」と呼ぶのが一般的です。競技ごとの慣習もあり、ボクシングでは「マウスピース」、それ以外のスポーツでは「マウスガード」という呼称が浸透しています。

なお、歯ぎしり用と混同されることがありますが、目的が異なるため素材も仕様もまったく別物です。歯ぎしり用は就寝中の摩耗を防ぐため硬めで1〜2mm程度の薄い素材が用いられています。スポーツ用は外部衝撃の吸収を優先し、3〜5mm程度の柔らかく厚い素材で作られています。兼用はできないため、用途ごとに専用品を用意しましょう。

スポーツマウスガードは「歯を守る」だけじゃない

スポーツマウスガードの役割は、歯を守るだけにとどまりません。正しく装着すれば、競技中のリスク軽減とパフォーマンス向上の両面に作用します。

衝撃を分散して歯の割れや欠けを防ぐだけでなく、食いしばりによる摩耗も抑えられます。衝突時に粘膜や舌を傷つけるリスクが下がるため、口腔内のけが予防にも働きます。さらに、顎関節や頭部への衝撃を和らげることで、脳震盪のリスク低減にもつながります。

そして見落とされがちな効果が、運動パフォーマンスへの影響です。しっかり噛み締められる状態を保つことで筋力や瞬発力が引き出されやすくなり、集中力の維持にも貢献します。

スポーツマウスガードの製作をご検討中の方は、渋谷マロン歯科Tokyoへお気軽にご相談ください。競技の種類やお口の状態に合わせて、最適なマウスガードをご提案いたします。

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