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2026.01.07
口の中がネバネバする7つの原因とは?病気のサインの可能性も
こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「口の中がネバネバして不快」「口臭が気になる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。口腔内のネバネバ感は唾液の質や量の変化が原因の可能性があります。放置すると歯周病や味覚機能の低下などのリスクにもつながるおそれも。しかし、適切な口腔ケアと生活習慣の改善で症状を軽減することが可能です。今回は、口の中がネバネバする原因や放置した場合のリスク、自宅でできる対策方法について詳しく解説します。
口の中がネバネバする7つの原因
口の中のネバネバ感は様々な要因によって引き起こされます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
歯周病・虫歯による影響
歯周病が進行すると、歯周ポケット内で細菌と戦った白血球の死骸や細菌の代謝産物が混ざり、粘り気のある「膿(うみ)」となって出てくることがあります。この液体が口腔内のネバネバ感の主な原因です。また、虫歯菌や歯周病菌の繁殖によって唾液の粘性が増し、不快な症状を引き起こすことがあります。
舌苔(ぜったい)の蓄積
舌の表面に汚れが蓄積すると細菌の温床となり、白い舌苔が形成されます。舌苔は見た目の変化だけでなく、口腔内のネバネバ感や口臭の原因にもなります。また、舌の粘膜に付着した細菌や食べかすが長期間留まると、口腔環境全体に悪影響を与えるのです。専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使用し、奥から手前に向かって優しく、数回清掃することで改善が期待できます。
口腔乾燥症(ドライマウス)
慢性的な口呼吸や花粉症などのアレルギー性鼻炎の治療薬などの副作用により口腔内が乾燥し、唾液の分泌量が減少します。唾液量が減少すると口腔内の自浄作用が低下し、細菌が繁殖しやすい環境となってネバネバ感が増します。
鼻呼吸の習慣を身につけたり、こまめな水分補給を行ったりして口腔内の潤いを維持しましょう。
精神的ストレスの影響
過度な不安や緊張、恐怖などの精神的ストレスは自律神経に影響を与え、唾液分泌量を減少させます。交感神経が優位になると、粘り気の強い成分(ムチン)を多く含む唾液が分泌され、リラックス時(副交感神経優位)のサラサラした唾液が減少するため、ネバネバを強く感じることがあるのです。
適度な運動や趣味の時間を設けて、リラックスできる環境を整えるのが重要です。深呼吸や瞑想などのストレス軽減法も効果的です。
加齢による機能低下
年齢を重ねると舌や顎の筋肉が衰え、口を動かす頻度が減少します。その結果、唾液腺への刺激が少なくなり、唾液分泌量が低下します。また、細菌に対する免疫力の低下や水分摂取量の減少、薬剤の服用により唾液分泌がさらに抑制されることも原因の1つです。
意識的な咀嚼運動や唾液腺マッサージで分泌機能を維持し、適切な水分補給を心がけましょう。
全身疾患との関連
糖尿病や更年期障害、シェーングレン症候群などの全身疾患が口腔内のネバネバ感を引き起こすケースがあります。糖尿病では血糖値などの上昇により唾液の粘性が増し、更年期障害ではホルモンバランスなどの変化が唾液分泌に影響します。シェーングレン症候群は自己免疫疾患の1つで、唾液腺や涙腺の機能が低下します。
口の中がネバネバする症状が続く場合は、歯科治療と並行して各分野の専門医による精密検査も検討してください。
生活習慣による影響
糖分や炭水化物の過剰摂取によって唾液の粘性が増加し、ネバネバ感が生じることがあります。繊維質の少ない食事や加工食品中心の食生活では、唾液の質が低下しやすくなります。
また、喫煙や飲酒の習慣も口腔環境を悪化させる要因です。タールやニコチンが唾液分泌を抑制することや、口呼吸による口腔乾燥などが挙げられます。
バランスの取れた食事と禁煙、適度なアルコール摂取で口腔環境を改善しましょう。
口の中のネバネバを放置した場合の4つのリスク
口腔内のネバネバ感は唾液分泌量の低下を示すサインです。この状態を放置すると、口腔内だけでなく全身の健康にも深刻な影響を与える可能性があります。
歯周病の悪化
唾液分泌量の減少により口腔内の自浄作用が低下し、プラーク(歯垢)に潜む歯周病菌が急速に増殖します。歯周病は歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支える顎の骨や歯周組織を破壊する疾患です。初期段階では自覚症状が乏しいため見過ごされがちですが、重症化すると歯の喪失につながるおそれがあります。40代後半以降は虫歯よりも歯周病による歯の喪失が多くなるため、早めに対策することが大切です。
渋谷マロン歯科Tokyoでは、歯科用CTによる精密検査で歯周病の進行度を正確に把握し、炭酸ガスレーザーによるピンポイント治療で健康な組織を傷つけずに患部のみを治療できます。妊娠中の方やペースメーカー使用者も安心して治療を受けられる安全性の高い方法です。口腔内のネバネバ感でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
口臭の悪化
唾液量の減少により口腔内のバランスが崩れ、細菌が繁殖しやすい環境となります。このような細菌が産生する「揮発性硫黄化合物(VSC)」が強い口臭の原因となります。ネバネバした唾液には細菌の代謝産物が濃縮されており、口臭がより強くなる傾向があるのです。口臭は社会生活にも影響を与えるため、根本的な原因である唾液分泌量の改善が必要です。
味覚機能の低下
唾液分泌量が減少すると味覚物質が適切に溶解されず、味を感じにくくなります。特にうま味の感度が低下しやすく、食事の楽しみが減少します。味覚障害が進行すると食欲不振や栄養摂取不足を招く可能性もあります。そのため、よく噛んで食べる習慣で唾液分泌を促進し、味覚機能の維持を図りましょう。
誤嚥性肺炎のリスク上昇
唾液にはサラサラした漿液性のものと、ネバネバした粘液性のものがあり、それぞれバランスよく分泌されることが大切です。漿液性の唾液は食べ物を飲み込みやすくし、粘性の強い唾液は食べ物の塊をまとめ、粘膜を保護してスムーズに食道へ送り込み、気管への誤嚥を防ぐ重要な役割を担っています。
しかし、口の中のネバネバ感が過剰に続くと、唾液の粘性が高すぎて飲み込みにくくなり、食べ物や唾液が気管に入る誤嚥が起こりやすくなります。特に高齢者の方は誤嚥性肺炎のリスクが高まるため、適切な口腔ケアが不可欠です。
口の中のネバネバを解消する3つの方法

ネバネバ感の解消には、口腔ケアの見直しと生活習慣の改善が重要です。
適切な歯みがきと定期的なメンテナンス
歯垢が蓄積すると細菌が繁殖し、口の中がネバネバします。以下のポイントを押さえて、毎日の歯みがきを見直し、正しい方法で丁寧に清掃しましょう。
・歯ブラシは優しく使用し、強く磨きすぎて歯茎を傷つけないよう注意する
・歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間に蓄積した汚れを除去する
・専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシで舌苔を優しく除去する
毎日の口腔ケア習慣を少し見直すだけでも、ネバネバ感の軽減につながります。ただし、どんなに丁寧に歯みがきをしても、歯ブラシの届きにくい箇所には汚れが溜まり、固い歯石ができてしまいます。歯科医院での定期的なPMTC(プロフェッショナルクリーニング)を受け、セルフケアでは取り除けない歯石やプラークをしっかり除去し、清潔な口腔環境を維持しましょう。
唾液分泌を促進するための日常習慣
唾液分泌が減少すると口腔内が乾燥し、ネバネバ感が増します。以下の方法で唾液分泌を促進しましょう。
・食事の際にしっかり咀嚼する
・ガムを噛む習慣を取り入れる
・唾液腺マッサージ(耳下腺、顎下腺、舌下腺を優しくマッサージ)を行う
・こまめに水分補給をする(水や白湯がおすすめ)
このような習慣を取り入れることで唾液分泌を活性化し、口腔内の潤いを保てます。
生活スタイルの見直し
日常の生活習慣が口の中のネバネバ感に大きく影響します。以下のポイントを意識して生活を見直してみましょう。
・野菜や発酵食品を積極的に摂取する
・アルコールやカフェインの摂取を控えめにする
・喫煙習慣がある場合は禁煙を目指す
・適度な運動や趣味の時間でリラックスする習慣を作る
・十分な休息と睡眠を確保する
ストレスが蓄積すると交感神経が優位になり唾液分泌が減少するため、食生活だけでなく心身のケアも重要です。
ネバネバ感の改善には毎日のケアと定期メンテナンス

口の中のネバネバ感は様々な要因によって引き起こされます。実際には1つの原因だけでなく、複数の要因が重なり合って症状が現れることが少なくありません。例えば、ストレスによる唾液分泌の低下に加え、薬剤の副作用や加齢による機能低下が重なることで、症状がさらに悪化するケースもあります。この症状を放置すると歯周病や口臭の悪化、味覚障害などの問題につながる可能性があります。改善するためには、適切な口腔ケア、唾液分泌促進のための日常習慣、生活スタイルの見直しが重要です。
その中でも毎日の口腔ケアは基本となります。しかし、丁寧に歯みがきをしても、セルフケアのみでは完全に汚れを除去することはできません。歯ブラシの届きにくい箇所には汚れが溜まり、固い歯石ができてしまいます。そのため、セルフケアに加えて歯科医院での定期的なメンテナンスも欠かせません。
渋谷マロン歯科Tokyoでは、担当歯科衛生士制を導入し、患者様一人ひとりに専任の歯科衛生士がついています。定期的なPMTC(プロフェッショナルクリーニング)により、ご自宅でのケアでは取り除けない歯石やプラークをしっかり除去。口腔内を清潔に保つことで、ネバネバ感の改善にもつながります。渋谷駅から徒歩1分と通いやすい立地です。ぜひお気軽にご相談ください。
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