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2025.10.21

入れ歯が痛い原因とは?快適に使うための対処法

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「入れ歯が痛くて食事が楽しめない」「どうすればこの痛みから解放されるのだろう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。入れ歯による痛みは、さまざまな原因で発生します。原因と適切な対処法を理解することで、痛みを改善し、快適に使い続けられます。今回は入れ歯が痛い原因と、痛みを解消するための具体的な対処法、入れ歯以外の選択肢について詳しく解説します。

渋谷マロン歯科Tokyoでは精密検査で痛みの原因を特定します

入れ歯の痛みには様々な原因が隠れており、適切な対処には正確な診断が不可欠です。渋谷マロン歯科Tokyoでは、マイクロスコープ、歯科用CT、口腔内スキャンなどの最先端設備を駆使した精密検査を実施し、痛みの根本原因を詳細に分析します。

口腔内スキャンによる3D撮影では、入れ歯と歯ぐきの接触状態、噛み合わせのずれ、残存歯の状態まで立体的に確認可能です。大画面で画像を見ながらご説明するため、どこに問題があるのか視覚的に理解していただけます。

肉眼では見逃しやすい微細なずれや、隙間の問題も見逃しません。患者様の口腔状態を正確に把握したうえで、痛みを解消する最適な治療計画をご提案いたします。

渋谷マロン歯科Tokyoの最新機器を駆使した検診システム|渋谷マロン歯科Tokyo

入れ歯が痛い4つの原因

入れ歯を装着した際、痛みや違和感に悩まされる方は少なくありません。快適に使用するためには、痛みの原因を正しく理解し、適切な対応を取る必要があります。ここでは、入れ歯の痛みを引き起こす代表的な4つの原因について詳しく解説します。

1.入れ歯の装着初期

入れ歯を初めて装着した際、多くの方が痛みや強い違和感を覚えます。口内の粘膜は非常に敏感なため、新たに入ってきた器具を体が拒絶反応として認識したり、歯ぐきとの摩擦により痛みが生じやすくなったりします。

この時期は焦らず、柔らかい食材を中心とした食生活を心がけましょう。一度に多くを食べるのではなく、少量ずつ口に運ぶ工夫も効果的です。入れ歯が歯ぐきに馴染むまで一般的に約2~4週間かかりますが、痛みが続く場合には、我慢せず歯科医院を受診してください。

2.入れ歯のずれや隙間

食事の最中に入れ歯がずれる、または食べ物が隙間に入り込むと痛みを感じる場合があります。この痛みは、入れ歯と口腔内の接触面に問題があるサインです。そのまま使い続けると、粘膜に傷がついたり、口内炎を引き起こしたりします。

入れ歯のずれの対応として、入れ歯安定剤を使う選択肢もありますが、この方法は根本的な解決にはなりません。入れ歯安定剤は歯科医師の診察を受けるまでの一時的な手段と考え、できるだけ早く歯科医師に相談しましょう。

入れ歯のずれや隙間で痛みを感じた際に注意したいのは、痛みから装着を避けてしまう期間ができることです。数日間でも使わない時間が続くと、歯列が微妙に動き始めます。その結果、せっかく調整した入れ歯も合わなくなり、痛みがさらに悪化する可能性もあります。

3.バネ(クラスプ)による締め付け

部分入れ歯の場合、取り付けられた金属のバネ(クラスプ)が歯を強く締め付けていると、装着や取り外しのたびに痛みや不快感を覚えることがあります。

また、歯周病により支えとなる歯が弱っている場合、バネの力で歯が動いてしまい、より強い痛みを感じるおそれがあります。放置すれば健康な歯まで失うリスクがあるため、違和感を覚えた時点で調整を依頼してください。

4.入れ歯の管理不足

毎日使う入れ歯だからこそ、清潔さの維持は想像以上に重要です。手入れを怠ると、細菌が繁殖して口内炎や歯周病を誘発し、痛みを感じます。さらに、誤った保管方法により入れ歯本体が変形すれば、装着自体が困難になったり装着時に痛みを感じたりします。

入れ歯が痛いと感じたときの対処法

入れ歯の画像|入れ歯が痛い原因とは?快適に使うための対処法|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo

入れ歯に痛みや違和感を感じたら、まずは歯科医院を受診しましょう。痛みの原因は、汚れや歯石の付着、入れ歯の形状や噛み合わせの問題など様々です。歯科医院でのクリーニングや調整に加えて、自宅でのセルフケアも痛みの予防と改善に欠かせません。

入れ歯のクリーニング

入れ歯に痛みや違和感を感じたら、まずは入れ歯と口内の清掃を見直しましょう。汚れや歯石が痛みの原因となっている場合があります。

歯科医院での専門的なクリーニング

入れ歯に付着した歯石は、セルフケアで取り除けないことも多いため、歯科医院で清掃します。残った歯のクリーニングやスケーリングなどの専門的な清掃を受けることで、口腔全体の衛生状態が向上します。その結果、口腔カンジダ症といった感染症による入れ歯の痛みを緩和できます。歯石が取り除かれた入れ歯は適合性が向上し、装着時の痛みや違和感も減少します。

毎日のセルフケアの重要性

歯科医院でのクリーニング後も、日々のケアは大切です。入れ歯は乾燥によりひび割れや変形を招くため、外した後は必ず水を入れた専用容器で保管してください。洗浄時は入れ歯専用ブラシを使用し、部分入れ歯の場合は金具などの細かい部分を特に意識して磨きましょう。汚れが残ると細菌が増殖し口臭の原因となるため、入れ歯洗浄剤での除菌も必ず行ってください。

注意点として、入れ歯は熱湯やアルコールに弱く変形する恐れがあるため使用を避けましょう。また、歯磨き粉には研磨剤が入っている場合があり、入れ歯を傷付けてその傷に菌が繁殖するため使わないでください。

入れ歯の調整

入れ歯は精密に製作しても、歯ぐきの弾力性や材料の収縮により、完成時点で完全にフィットするわけではありません。そのため調整が必要です。

新しく作った入れ歯は、装着後に違和感や痛みを感じたら我慢せずに歯科医院を受診してください。一般的に、新製入れ歯は装着から1週間以内、その後は2週間後、1ヶ月後と段階的に調整を行う必要があります。

長年使用してきた入れ歯も、使用により徐々に劣化します。特に保険適用の入れ歯は材質上磨耗しやすいです。また加齢により顎の骨も痩せていくため、以前はフィットしていた入れ歯も合わなくなり、痛みや違和感が生じることがあります。このような症状が現れたら、すぐに歯科医師に相談しましょう。

入れ歯の調整を繰り返しても痛みがなくならない場合の対処法

クリーニングや調整を繰り返しても痛みが改善しない場合があります。このような状況では、入れ歯そのものの見直しが必要です。ここでは、保険適用外の入れ歯への変更や、新しい入れ歯の製作について解説します。

自費診療という選択肢

何度調整を繰り返しても違和感が消えない場合、自費診療の入れ歯を検討することも1つの方法です。保険診療では製作工程が限られ、使える素材もプラスチック(レジン)のみです。

自費診療なら、幅広い素材から選択でき、型取りから完成まで時間をかけた丁寧な製作が可能です。噛み合わせの微調整にも十分な時間を割けるため、患者様の要望に、より近い仕上がりが期待できます。快適さを優先したい方、素材の質にこだわりたい方は、担当医に相談してみてください。

再製作の決断時期

噛み合わせの大幅なずれや顎の骨の吸収、入れ歯本体の深刻な破損など、調整では対応できない状態もあります。この場合は、新しい入れ歯の製作が最善の選択となることもあります。

再製作の際は、素材選びや設計方法について歯科医師とじっくり話し合いましょう。適合性の高い入れ歯を選べば、痛みで悩む日々から解放される可能性が高まります。

入れ歯を快適に使い続けるための習慣

入れ歯を快適に使い続けるための習慣|入れ歯が痛い原因とは?快適に使うための対処法|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo

入れ歯を何年も快適に使い続けるには、正しい知識と日々のケアが欠かせません。ここでは快適に使い続けるための3つの重要ポイントをご紹介します。

装着時間は段階的に延ばす

新しい入れ歯を使用する場合、初日から長時間装着すると歯ぐきのずれが起こりやすくなります。口腔への負担を減らすため、短時間から始める必要があります。

初日は2時間程度、翌日は3時間、その次の日は4時間と、徐々に装着時間を延ばしていく方法がおすすめです。食事では柔らかいものから試し、徐々に固いものへ移行しましょう。

定期的な歯科検診の重要性

3~6ヶ月に一度は歯科医院を訪れ、入れ歯と口腔内の状態を診てもらいましょう。

使用を続けるうちに、噛み合わせや歯ぐきとの接触面に微妙なずれが生じます。自分では気づきにくい変化も、歯科医師であれば早期に発見できます。

部分入れ歯の方は、バネ(クラスプ)をかけている歯の健康状態もチェックが必要です。虫歯や歯周病のリスクが高まるため、定期的に確認しましょう。問題が見つかれば、早期治療により深刻化を防げます。

適切な交換サイクル

入れ歯には寿命があります。毎日の食事で少しずつ素材がすり減り、歯ぐきの形も年齢とともに変化するため、同じ入れ歯を快適に使い続けることはできません。

入れ歯は一般的に4~5年が交換の目安です。この期間を過ぎると、どんなに手入れをしていても劣化が進み、快適さが損なわれます。古い入れ歯を無理に使い続けると、口腔内の環境悪化を招き、新たな痛みの原因となる可能性があります。定期検診の際に入れ歯の状態をチェックしてもらい、交換が必要なタイミングで計画的に新しいものへ移行しましょう。

入れ歯以外の選択肢

入れ歯以外にも、失った歯を補う方法があります。ここでは、ブリッジとインプラントについて紹介します。それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の口腔状態やライフスタイルに合わせて歯科医師に相談するとよいでしょう。

ブリッジ治療

失った歯の両隣にある歯を削り、連結した被せ物で補う方法です。

メリット デメリット
・外科処置を伴わないため、治療完了までの期間を短縮できます。
・健康保険の範囲内で受けられます。
・支えとなる前後の歯を削る処置が避けられません。
・人工歯の下部分に汚れが溜まりやすく、清潔を保つ工夫が求められます。
・支柱となる歯の角度を揃える必要があり、削る範囲が広くなる可能性があります。

インプラント治療

チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。

メリット デメリット
・本来の歯と変わらない咀嚼力を取り戻せます。
・周囲の歯に負担をかけません。
・固定式のため、着脱の煩わしさがありません。
・保険適用外のため、費用負担が大きくなります。
・埋入のための外科的処置が必要です。
・骨との結合を待つ期間として、約3ヶ月の治療期間を要します(通院回数自体は限られています)。

インプラント治療|渋谷マロン歯科Tokyo

インプラント治療期間を短縮する「抜歯即時埋入法」

抜歯即時埋入法とは、抜歯と同時にインプラントを埋め込む治療法です。渋谷マロン歯科Tokyoでは、95%以上の患者様へ「抜歯即時埋入法」でのインプラント治療を行っています。

抜歯後は骨が吸収されやすく、時間が経過するとインプラントの長さや幅に制限が生じる可能性があります。また、骨量の減少に伴い歯茎も退縮し、見た目にも影響を及ぼす場合があります。抜歯即時埋入法であれば、手術や通院の回数を減らせるため、治療期間の短縮と患者様の負担軽減につながります。

当院では2022年時点で世界No.1シェアのストローマン社製インプラントを使用しています。埋入後10年が経過しても98%が問題なく機能する高い実績があり、SLA構造という独自の形状により骨との結合がスムーズに進むため、抜歯即時埋入法に最適です。

他院で断られた方も対応できる可能性がありますので、ご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

抜歯即時埋入法|渋谷マロン歯科Tokyo

渋谷マロン歯科Tokyoでは、入れ歯・ブリッジ・インプラントそれぞれの特徴を丁寧にご説明し、患者様のご希望や口腔内の状態に応じた最適な治療をご提案いたします。入れ歯以外の選択肢で迷われている方は、お気軽にご相談ください。

入れ歯の痛みは適切な対処で改善できます

最先端設備を用いた精密検査をする様子|入れ歯が痛い原因とは?快適に使うための対処法|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo

入れ歯による痛みは、汚れや歯石の付着、入れ歯の形状や噛み合わせの問題など、様々な原因で発生します。痛みを感じたら、まず歯科医院を受診しましょう。もちろん自宅でのセルフケアも重要です。痛みが続く場合は、自費診療の入れ歯や再製作が必要になる可能性もあります。

また、入れ歯以外にもブリッジやインプラントといった選択肢があるため、検討したいと思っている方は歯科医師に相談してみましょう。

渋谷マロン歯科Tokyoでは、マイクロスコープ、歯科用CT、口腔内スキャンなどの最先端設備を駆使した精密検査により、痛みの根本原因を詳細に分析します。患者様一人ひとりの口腔状態やご希望に合わせた最適な治療方法をご提案しています。入れ歯の痛みでお悩みの方や他の治療法について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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抜歯即時埋入法|渋谷マロン歯科Tokyo
インプラント治療|渋谷マロン歯科Tokyo
渋谷マロン歯科Tokyoの最新機器を駆使した検診システム|渋谷マロン歯科Tokyo

監修者情報

佐藤 年彦

院長

佐藤 年彦

2013年 神奈川歯科大学歯学部 卒業
2021年 渋谷マロン歯科Tokyo 開業

歯医者が苦手な方も、ハイレベルな歯科診療を受けたい方も、あらゆる方に満足いただける歯科診療をお届けします。お口のことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。