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2025.10.15

歯が浮いたように感じる5つの原因と対処法を解説

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「噛むと違和感がある」「なんとなく歯に不快感を感じる」そんな症状に悩まされていませんか?また、「歯が浮く」とよく聞くけれど、そもそもどんな状態なのか疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この違和感は、単なる疲れではなく、歯を支える組織からの重要なサインかもしれません。今回の記事では、歯が浮く感覚の5つの主な原因と、それぞれに応じた対処法、そして自宅でできるセルフケアまで詳しく解説します。さらに、渋谷マロン歯科Tokyoで行っている最先端設備を駆使した精密検査や、専門的な治療についても紹介します。

「歯が浮いたように感じる」とは?

歯が浮くような違和感は、実際に歯が動いているわけではなく、歯を固定している歯根膜という組織に問題が生じている状態です。この歯根膜は歯の根と顎の骨をつなぐクッションのような薄い組織で、ここに炎症が発生したり血液の流れが悪化したりすると、独特の不快感を生み出します。ズキズキとした鋭い痛みではなく、何となく落ち着かない感じや圧迫されるような不快感があります。歯根膜が炎症を起こすと刺激に対して過敏になり、普段なら気にならない程度の噛む力や接触でも違和感を覚えます。

渋谷マロン歯科Tokyoでは最新機器を導入して診察を行っています

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渋谷マロン歯科Tokyoでは、マイクロスコープ、歯科用CT、口腔内スキャンといった最先端設備を駆使した精密検査を実施しています。

口腔内スキャンでは3D画像でお口の中を多角的に確認でき、

・虫歯チェック
・歯並びチェック
・噛み合わせチェック
・歯肉チェック
・スマイルシミュレーション

まで対応可能です。大画面で一緒に確認しながら丁寧にご説明しますので、ご自身の口腔状態を正確に把握していただけます。目に見えない問題まで発見し、最適な治療計画をご提案いたします。

渋谷マロン歯科Tokyoの最新機器を駆使した検診システム|渋谷マロン歯科Tokyo

歯が浮いたように感じる5つの原因

歯が浮く感覚の原因を正しく理解すれば、適切な対処法が見えてきます。ここでは歯が浮いたように感じる代表的な5つの原因について、詳しく解説します。ご自身の症状と照らし合わせながら、確認してみてください。

歯周病

歯周病が進行した場合、細菌が歯根膜と歯槽骨の間に蓄積して炎症を発生させ、歯を支える組織にダメージを与えます。炎症が進むと歯を支える骨が溶けてしまうため、歯のぐらつきが悪化する可能性があります。歯周病は細菌による感染症であり、自然に治癒するものではありません。初期段階では違和感程度ですが、放置すれば歯の状態が悪化し、最終的には歯を失うケースもあるのです。

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎は、虫歯が深く進行したり、過去に神経を取った歯に細菌が感染したりして、歯の根の先端に膿が溜まる症状を指します。どちらも歯が浮いたような強い違和感を引き起こします。

症状がさらに進行してしまうと、膿が溜まることで歯茎に腫れが生じ、軽く叩く程度の刺激や噛む動作だけでも強い痛みを感じることも。症状が出た場合は自然に改善されることはないため、早期に歯科医に相談しましょう。

食いしばり・歯ぎしり

無意識の歯ぎしりや食いしばりは体重の約2倍もの力が加わるため、歯根膜にダメージを与えて違和感を覚えることがあります。衝撃を和らげるクッションの役割を持つ歯根膜が繰り返しダメージを受けると、血行不良により歯が浮いたような感覚が生じます。

また睡眠中は力加減をコントロールできません。そのため多くの方は自覚がないまま歯ぎしりや食いしばりを続けており、朝起きた時の顎の疲労感や歯の違和感で症状に初めて気づくケースも少なくありません。

ストレス・疲労

心身のストレスや疲労が、自律神経を乱して歯に違和感として現れるケースがあります。自律神経は体内の様々な機能を調整していますが、ストレスなどによって正常に働かなくなると、動悸や頭痛、めまいといった全身症状とともに、歯根膜への血流も滞りがちになることがあります。多忙な日常を送る現代人の多くは、気づかないうちにストレスを溜め込み、それが口腔内のトラブルとして表面化している場合もあるのです。

歯科治療

神経を取る処置を受けた後、数日間は歯が浮くような感じが残ることがあります。これは治療中に歯根膜が刺激を受け、体が修復しようとして患部に血液やリンパ液を集中させるために起こる反応です。

【原因別】歯が浮いたように感じたときの対処法

歯が浮いたように感じる原因を説明する歯科医師|歯が浮いたように感じる5つの原因と対処法を解説|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo
歯が浮いたように感じたとき、根本的な解決には歯科医院での適切な治療が欠かせません。専門的な処置により不快な症状を改善できます。ここではそれぞれの原因に応じた歯科医院での一般的な対処法を解説します。渋谷マロン歯科Tokyoが行っている治療についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

歯周病の対処法

歯周病の原因となる歯垢や歯石は、スケーリング・ルートプレーニングと呼ばれる処置で徹底的に除去します。この処置により細菌が繁殖する環境を一掃し、歯茎の腫れや炎症を抑えていきます。

症状が深刻な段階まで進んでいる場合は、歯周外科治療や抗菌薬の併用が検討されます。歯周病はそのままにしておくと進行してしまうおそれがあるため、早期の専門的な治療が重要です。治療後も定期的なメンテナンスを受ければ、再発を防ぎ、健康な歯茎を維持できます。

渋谷マロン歯科Tokyoの歯周病治療の特徴

渋谷マロン歯科Tokyoでの歯周病治療は、歯科用CTを活用し、顎の骨の状態まで詳細に分析した上で診断を行います。さらに炭酸ガスレーザーを用いた治療により、健康な組織に影響を与えずに患部だけを的確に処置することが可能です。

重度の歯周病に対しては、GTR法やエムドゲイン法といった再生療法を取り入れ、失われた歯周組織の再生を促進し、溶かされてしまった骨を回復させることを目指します。

1日でほぼ全ての歯周病原因菌を口腔内から徹底的に除去できる「1day歯周病集中治療」

通常、歯周病治療は複数回の通院が必要で、治療期間も長くなりがちです。当院では、お忙しい方や遠方の方、短期間での治療を希望される方に向けて「1day歯周病集中治療」を行っています。これは1日でほぼ全ての歯周病原因菌を口腔内から徹底的に除去し、口腔環境を整える集中治療です。そのため何度も通院する必要がなく、時間的な負担を大幅に軽減できます。

静脈内鎮静法を用いれば、眠っている間に治療が完了するため、痛みや治療中の苦痛を感じません。保険診療では改善が難しかった方や、個人の状態に合わせたオーダーメイド治療を望まれる方に適した治療法です。

歯周病治療について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

歯周病治療・再生療法|渋谷マロン歯科Tokyo
1day集中歯周病治療|渋谷マロン歯科Tokyo

根尖性歯周炎の対処法

歯根や歯の根元に膿が溜まっている場合、根管治療により根の内部を徹底的に洗浄・消毒します。まず虫歯部分を完全に取り除き、細菌を残さないようにしたうえで、根の中を綺麗にする処置を炎症が治まるまで繰り返します。以前に神経の治療を受けた歯が再び感染した際も、同様の再治療が必要です。

根管治療で十分な効果が得られない場合や病変が大きい場合は、歯根の先端を切除して病巣を直接取り除く外科処置(歯根端切除術)を選択することもあります。放置しても自然に治らないため、速やかに歯科医院で治療を行いましょう。

渋谷マロン歯科Tokyoでは根管治療の専門ドクターが、歯科用CTやマイクロスコープといった最先端設備を駆使して精密な治療を提供しています。豊富な経験に基づく丁寧な処置により、歯を残しながら再発リスクを最小限に抑えます。

根管治療について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

根管治療(顕微鏡歯科|渋谷マロン歯科Tokyo

歯ぎしり・食いしばりの対処法

歯科医院では、まず噛み合わせの状態を詳しく診査し、詰め物や被せ物の高さに問題があれば調整を行います。これにより特定の歯への集中的な負荷を分散することが可能です。睡眠中の歯ぎしりや食いしばりに対しては、ナイトガード(マウスピース)を作製して装着します。このマウスピースが歯と歯の間でクッションの役割を果たし、歯根膜へのダメージを軽減します。

日中の食いしばりについては、気づいた時に意識的に力を抜く習慣をつけましょう。定期的な検診で噛み合わせの変化をチェックし、必要に応じて調整を繰り返すことで、症状の悪化を防げます。

ストレス・疲労の対処法

ストレスや疲労が原因の場合、歯科医院では噛みしめ癖による歯への負担を軽減するマウスピースを作製します。同時にストレスそのものへの対応も重要です。歯科医師がストレスを主原因と判断した場合、心療内科や精神科の専門医と連携した治療を提案することもあります。専門医によるカウンセリングやリラクゼーション指導などを組み合わせれば、口腔内の症状も軽減される可能性も高まるでしょう。

歯の治療後に歯が浮いている感覚があるときの対処法

治療直後に歯が浮く感覚を覚える方は珍しくありません。ほとんどのケースでは1〜3日で自然に落ち着きます。その間は患部に負担をかけないよう、硬い食品を避け、反対側の歯で噛むようにしましょう。

ただし数日経過しても違和感が消えない、あるいは痛みが増す場合は、別の問題が起きている可能性があります。我慢せず担当の歯科医師に連絡し、再度診察を受けてください。必要であれば、追加の処置を受けましょう。

歯が浮いている感じたときに自宅でできるセルフケア

歯が浮いたと感じるときにするセルフケア|歯が浮いたように感じる5つの原因と対処法を解説|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo
歯科医院での治療と並行して、自宅でのセルフケアも症状改善に役立ちます。日常生活で実践できる4つのポイントを押さえておきましょう。

セルフケアの種類 具体的な方法
痛む歯を休ませる工夫 ・硬い食べ物は避け、反対側の歯で噛む
・刺激の強い食品や極端な温度の飲食物を控える
口腔ケアの徹底 ・毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使用
ストレス軽減の取り組み ・適度な運動や趣味の時間でリラックス
・ヨガや瞑想で心身を落ち着かせる
・十分な睡眠で自律神経のバランスを整える
市販の鎮痛剤の一時的な使用 ・痛みが強い時はアセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬を使用
※鎮痛剤は応急処置として一時的に活用に留め、漫然と使い続けず、必ず歯科医院で診断と治療を受けましょう

これらのセルフケアは症状の悪化を防ぐ一時的な対処法です。根本的な改善には歯科医院での専門的な診断と治療が不可欠ですので、早めの受診を心がけましょう。

歯が浮く違和感を覚えたら早めの受診を

歯が浮いたように感じる5つの原因と対処法を解説|渋谷の歯医者なら渋谷マロン歯科Tokyo
歯が浮いていると感じるときは、口腔内に何らかのトラブルが起きているサインです。放置せず早期に歯科医院を受診し、適切な診断と治療を受けましょう。専門的な治療と毎日のセルフケアを組み合わせれば、健康な歯を長く維持できます。

渋谷マロン歯科Tokyoでは、マイクロスコープや歯科用CT、口腔内スキャナーなどの最先端設備を用いた精密検査により、目に見えない問題まで正確に発見します。3D画像で多角的にお口の状態を確認しながら、虫歯や歯並び、噛み合わせ、歯肉の状態まで詳細にチェックできます。大画面で一緒に確認しながら丁寧にご説明しますので、ご自身の口腔状態を正確に把握していただけます。少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

佐藤 年彦

院長

佐藤 年彦

2013年 神奈川歯科大学歯学部 卒業
2021年 渋谷マロン歯科Tokyo 開業

歯医者が苦手な方も、ハイレベルな歯科診療を受けたい方も、あらゆる方に満足いただける歯科診療をお届けします。お口のことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。