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2025.10.01
歯が抜けたまま放置するとどうなる?7つのリスクと治療方法

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「歯が抜けたまま放置していても大丈夫なのか」「1本くらいなら問題ないのか」と不安に感じている方は多いかもしれません。歯が抜けたまま放置すると口腔内のバランスが崩れ、さまざまな悪影響がお口の中から全身に広がる可能性があります。今回は歯を放置したときの具体的なリスクと、正しい治療方法について詳しく紹介します。
渋谷マロン歯科Tokyoでは歯が抜けた際の治療を提供しています
渋谷マロン歯科Tokyoでは歯が抜けてしまった患者様に対して、一人ひとりに合った治療をご提案しています。主な治療方法は以下の通りです。
・ブリッジ治療
・入れ歯治療
・インプラント治療
患者様のお口の状態や生活スタイルを丁寧にヒアリングし、最適な治療プランを立てます。
詳しくはこちらのページをご参照ください。
インプラント治療|治療メニュー|渋谷マロン歯科Tokyo
歯が抜けたまま放置するリスク7つ
「たくさんある歯のうち、たった1本の歯が抜けただけだから大丈夫」と考える方は多いですが、実際は1本でも歯が抜けるとお口全体のバランスが変わります。どの位置の歯であっても、欠損による影響は周囲に広がっていくものです。特に奥歯の場合、見た目には分からないため「急いで治療する必要はない」と思われがちですが、奥歯は食べ物をすりつぶす重要な役割を担っており、1本失うだけでも噛み合わせが不安定になります。
さらに、歯が抜けたまま放置すると、お口だけでなく体全体に深刻な問題が起こる可能性もあるのです。歯が抜けたまま放置する7つのリスクについて、詳しく解説します。
見た目の印象が損なわれる
歯を失うと外見に大きな変化が現れます。前歯が抜けた場合は話すときや笑うときに目立ってしまうため、自然な笑顔ができなくなり、人との会話で口元を隠すようになる方も少なくありません。
また、外側から見えない奥歯であっても歯を支える骨や歯ぐきが徐々に下がってしまいます。奥歯は頬を内側から支える役割があるため、歯が抜けてしまうと頬がへこんだり口元がたるんだりして実年齢より老けて見えがちです。
歯並びが悪化する
歯が1本抜けただけでも、周辺の歯が動き始め、空いたスペースに隣の歯が傾いたり、反対側の歯が伸びてきたりするおそれがあります。歯の移動により歯並び全体が乱れ、歯ブラシが届きにくい部分ができてしまうこともあるでしょう。清掃が不十分になると細菌が繁殖しやすくなり、新たな虫歯や歯周病、口臭などのトラブルを引き起こす原因となるほか、口元や顔の印象も変化してしまう可能性があります。
顎関節症のリスクが高まる
歯が抜けたまま放置していると、噛み合わせに問題が起こる傾向があります。たった1本の歯が抜けただけでも噛み合わせのバランスは崩れ、一部分に噛む力が集中し、歯だけでなく顎にも過度な負担がかかって顎関節症を起こすおそれがあります。顎関節症になると、現れる症状は、以下のとおりです。
・口を開ける時の痛み
・カクカクという音
・開け閉めの困難 など
このような症状が現れ、日常生活に支障をきたす可能性があります。
健康な歯や口腔内に負担がかかる
歯が抜けると、残った歯にかかる負荷が大幅に増えます。通常の噛む力が他の歯に集中するため、歯にひびが入ったり破折したりするリスクが上がる可能性があります。また、過度な力により歯を支える組織が炎症を起こし、歯周病が進行する場合もあるのです。また、歯がない箇所では唇や頬の肉を噛んでしまうことが多くなり、お口の中に傷ができやすい状態になることもあります。
発音が難しく、滑舌が悪くなる
歯に隙間ができると、そこから空気が漏れて発音に影響が出ます。特に前歯がない場合、サ行やタ行、ハ行などがうまく発音できなくなるおそれがあります。人前で話すときに発音が気になり、自然な会話ができなくなる方も少なくありません。コミュニケーションに消極的になってしまう原因にもなるでしょう。
噛む力が弱くなる
歯が抜けた状態が続くと、無意識に硬い食べ物を避けるようになります。柔らかい食事ばかり選ぶことで、残った歯の噛む力も次第に弱くなってしまうでしょう。食べ物をしっかり噛めないと消化に時間がかかり、胃腸への負担が増加します。さらに、噛む動作は脳を刺激する大切な働きがあり、この刺激が減ると認知機能の低下につながるおそれもあります。
治療費が高くなる
初期段階なら比較的簡単な治療で済みますが、放置期間が長くなると治療が複雑になる傾向があります。歯並びが変わってしまった場合、矯正治療が必要になることもあるでしょう。またインプラントの場合、骨が痩せてしまうと治療前に骨を増やす処置が必要になり、治療期間も費用も大幅に増加する可能性もあります。
すぐに治療すれば1本分の費用で済むところが、放置することにより複数の歯の治療や追加処置が必要になります。完治までに長い期間がかかるため、早期治療の方が経済的な負担を大幅に抑えられるでしょう。
歯が抜けたときの治療法
歯が抜けたときの治療法は、主に以下の3つです。
・ブリッジ治療
・入れ歯治療
・インプラント治療
それぞれの特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説します。
①ブリッジ治療
欠けた歯の両隣にある歯を削って土台にし、3つ繋がった形の被せものを装着する方法です。
外科手術が不要で治療期間も短く、保険適用のブリッジも選択できます。
ただし、健康な両隣の歯を削る必要があります。またブリッジを装着する場合、被せる歯を平行にする必要があるため、通常の被せ物より多く削らなければなりません。繋がった部分は清掃が困難で不衛生になりやすいデメリットもあります。
②入れ歯治療
取り外し可能な人工歯を使用して、失った歯の働きを回復させる方法です。抜けた歯が少数であれば短期間で治療でき、保険適用の入れ歯も選択できます。
しかし取り外し式のため慣れるまで時間がかかり、使用する材料が劣化した場合、見た目や匂いが気になる場合があります。
③インプラント治療
チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込む治療法です。自分の歯に最も近い感覚で使用でき、周りの健康な歯を削る必要もありません。取り外しの手間もなく、適切にケアすれば長期間使用できます。
ただし健康保険が適用されず、外科手術が必要で、治療完了まで3ヶ月ほどかかります。
詳しくはこちらのページをご参照ください。
インプラント治療|治療メニュー|渋谷マロン歯科Tokyo
渋谷マロン歯科Tokyoでは手術の回数を抑える抜歯即時埋入法に対応しています
歯が抜けた状態を放置すると骨が痩せていき、時間が経過するとインプラントのサイズに制約が出てしまう可能性があります。さらに、骨の減少とともに歯ぐきも下がってしまい、治療後の見た目に影響が出るため、放置期間が長いほどインプラント治療の難易度が上がってしまいます。そのため、歯が抜けたまま放置せずに早めの治療が重要です。
渋谷マロン歯科Tokyoでは、歯が抜けたその日にインプラント治療ができる即時埋入法を積極的に行っています。この方法は従来の方法と比べて手術の回数を抑え、治療期間を大幅に短縮することが可能です。まずは詳しく診察したうえで、患者様の負担を最小限に抑える治療をご提案いたします。
早期治療の重要性と治療の選び方
「歯が抜けても1本くらいなら放置しても大丈夫」「痛くないから問題ない」といった考えは、将来のお口の健康を脅かす可能性があります。歯を失った状態を放置すると、見た目の変化や歯並びの悪化、他の歯への過度な負担、噛む力の低下など、様々な問題が連鎖的に発生し、最終的には多くの歯を失うリスクも高まってしまいます。だからこそ、早期の治療が重要です。
治療方法を選ぶ際は、理想的治療と現実的治療の両方を検討する必要があります。
理想的治療は病気の根本的な解決と長期的な安定を重視した治療です。一方、現実的治療は費用や治療期間、患者様の体調などを総合的に考慮した治療を指します。
例えば、インプラント治療を希望されても、抱えている持病によっては現実的治療として他の選択肢を選ばざるを得ないこともあります。しかし、これは決して妥協ではなく、患者様の体調や状況に最も適した治療を選択することで、長期的に安全で安心できる治療結果を実現することが可能です。
渋谷マロン歯科Tokyoでは、患者様一人ひとりの状況を詳しくお聞きし、理想と現実の両面から最適な治療プランをご提案いたします。早期の適切な治療により、健康で美しいお口の環境を長く維持していただけるよう、全力でサポートいたします。歯が抜けたまま放置してお悩みの方は、ぜひ一度、渋谷マロン歯科Tokyoにご相談ください。
こちらのページもご参照ください。
インプラント治療|治療メニュー|渋谷マロン歯科Tokyo
インプラントの医療費控除|いくら返ってくる?条件や申請方法も解説|渋谷マロン歯科Tokyo
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