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2025.05.22

インプラント手術後の痛みはいつまで?6つの対処法も解説

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。インプラント手術を検討している方は「術後の痛みはいつまで続くのか」「痛みを感じたらどのように対処すればよいのか」と不安に思われる方も多いでしょう。しかし、適切な知識と対処法があれば、手術後の痛みを最小限に抑えられます。

今回の記事では、インプラント手術後に痛みを感じる期間や痛みへの対処法、注意すべき症状などを詳しくご紹介します。

インプラント手術後の痛みはいつまで続くのか?

インプラントは局所麻酔をするため、手術中の痛みを感じることはほとんどありません。しかし、麻酔が切れると歯ぐきの切開や歯槽骨への刺激から痛みを感じる可能性があります。特に造骨手術併用時や複数本埋入の場合は症状が強まることもあります。

このような術後の痛みがどのくらいの期間続くのか、多くの患者様が気にされる点です。ここでは、インプラント手術後の痛みの経過や期間について詳しく解説します。

手術直後〜3日目:痛みと腫れのピーク

インプラント手術後2〜3日間は、痛みや腫れ、出血がおこりやすい期間です。この時期の痛みは外科処置による反応として正常ですが、インプラントの本数が多い場合や骨造成を行った場合は、症状が長引く傾向があります。

また、術後に発熱することもあります。これも痛みや腫れと同様に術後2〜3日がピークで、その後は徐々に下がるのが通常です。ただし、38度以上の高熱が続く場合や、熱が3日以上下がらない場合は、感染症の可能性もあるため、すぐに医師に相談してください。

4日〜1週間:徐々に痛みが落ち着いてくる時期

痛みや腫れなどの症状は4日〜1週間程度で徐々に軽減し、日常生活への影響も少なくなります。縫合した歯ぐきによる違和感や痛みは、抜糸後に改善することが多いです。抜糸は通常1週間程度で行われ、麻酔下で実施されるため痛みはほとんどありません。

この時期になると食事の際の不快感も和らぎ、徐々に硬い食べ物も摂取できるようになります。ただし、インプラント部位に直接圧力をかけることは治癒の妨げになるため、避けましょう。

インプラント手術後の痛みを抑える6つの対処法と注意点

インプラント手術後の食事|インプラント手術後の痛みはいつまで?6つの対処法も解説| 渋谷駅徒歩1分の歯医者 「渋谷マロン歯科Tokyo」

インプラント手術後の痛みや腫れは、適切なケアで大幅に軽減できる可能性があります。痛みの感じ方や回復スピードは1人ひとり異なりますが、以下の6つの方法を実践することで、より快適な回復期間を過ごせるでしょう。不安な点は自己判断せず、医師に相談することが大切です。

1. 鎮痛剤の適切な使用

鎮痛剤には痛みや腫れを抑える効果があります。頓服薬として処方された場合は、痛みを感じる時だけ服用しましょう。内服薬として処方された場合は、炎症を鎮める効果も期待しているため、指示通りに全て飲みきることが大切です。処方された用量を超えないよう注意し、市販薬を使用する場合は事前に歯科医師に相談してください。なお、自己判断で薬を増量したり他の薬を併用したりすることは避けましょう。
2. 冷却法
インプラント手術後は頬の外側から冷やすことで、内部の腫れや痛みを抑える効果があります。タオルで包んだ氷や保冷剤を10〜15分当て、同じ時間休憩するサイクルを繰り返します。直接肌に当てず、過度の冷却は避けてください。術後24時間以降の冷却法については医師の指示に従いましょう。場合によっては温めるケアに切り替えることで治癒が促進されることもあります。

3. 入浴と運動の制限

インプラント手術後2、3日はシャワーのみにし、高温のお湯は避けましょう。高温の入浴は血行促進により出血や腫れを増加させる可能性があります。サウナやホットヨガなどの高温環境も同様に避け、十分な休息をとることをおすすめします。術後1週間程度は激しい運動や重い物の持ち上げを避け、血圧上昇による出血リスクを減らしましょう。散歩程度の軽い運動は3〜4日後から徐々に再開できます。

4. 禁煙・禁酒の徹底

タバコのニコチンは血行を悪化させ、傷の治癒を遅らせるだけでなく、インプラントと骨の結合を妨げたり、インプラント周囲炎になるリスクが高くなったりします。手術前の禁煙とあわせて、可能であれば完全に禁煙するのが理想的です。アルコールも血行促進により出血や腫れを増加させるほか、免疫力の低下で傷口が感染しやすくなるため、少なくとも1週間は摂取を避けましょう。

5. 口腔ケアの工夫

抜糸までの1週間〜10日間は、施術部位周辺のブラッシングを避けます。患部を避けて優しくうがいし、他の部位は念入りに磨きましょう。処方されたうがい薬には抗菌成分が含まれており、優しくゆすぐことで傷口を清潔に保てます。1人ひとりの口腔内の状態によって、歯磨きを再開する適切なタイミングが異なります。不安がある方は、歯科医師に相談し指示に従うようにしましょう。

6. 食事の選択

インプラント手術当日は麻酔が完全に切れるまで飲食を控え、その後も冷たい飲み物や柔らかい食品から食べ始めます。術後2〜3日は刺激物を避け、以下のような柔らかく咀嚼が少なくて済む食品を選びましょう。

・おかゆ
・スープ
・ヨーグルト
・プリン など

インプラントを埋め込んだ部分では噛まず、術後1週間は硬い食品、粘着性の高い食品、小さな粒子状の食品、辛い食品、酸味の強い食品は避けるのが望ましいです。徐々に通常の食事に戻していきましょう。

インプラント手術後の痛みが長引く・強まる場合の受診目安

インプラント手術後に痛みを感じる女性|インプラント手術後の痛みはいつまで?6つの対処法も解説| 渋谷駅徒歩1分の歯医者 「渋谷マロン歯科Tokyo」

一般的に、術後1〜2週間後には腫れはほぼ引き、軽い不快感を除いて痛みもなくなります。噛む際の違和感も次第に軽減されるでしょう。しかし、2週間を過ぎても痛みが続く場合は、何らかの問題が生じている可能性があります。この時期になっても強い痛みや腫れが続く場合は、感染症やインプラント周囲炎、または神経への損傷といった合併症が疑われるケースがあるため、以下の症状がある場合はすぐに歯科医師に相談してください。

・痛み止めが効かない激しい痛み
・術後3〜4日以上経過しても症状が改善しない、または悪化
・上顎手術後の鼻からの出血や膿
・下顎手術後の下唇のしびれやよだれ
・ズキズキする脈打つような痛み
・口が開けづらい
・発熱

痛みが続く場合は自己判断で薬を増量したり、他の薬を服用したりすることは避け、我慢せず歯科医師に相談しましょう。

渋谷マロン歯科Tokyoでは安心してインプラント治療を受けていただける環境を整えています

インプラント手術後の痛みは一時的なものです。ほとんどの場合、数日〜1週間で改善します。術後の回復度合いには個人差がありますが、医師の指示に従い適切なケアを行うことで、スムーズな回復が見込めるでしょう。

渋谷マロン歯科では、痛みや不安を軽減するため、静脈内鎮静法と抜歯即時埋入を導入しています。静脈内鎮静法では、点滴麻酔によりウトウト眠ったような状態で治療を受けられるため、痛みだけでなく治療中の音や振動もほとんど感じません。

また「抜歯即時埋入法」により、歯を抜いたその日にインプラントを埋め込むことで手術回数と治療期間の短縮が可能です。当院では約95%の方にこの方法を適用し、骨の吸収を最小限に抑え、インプラントを埋入する骨の量の確保ができるとともに、歯ぐきの退縮も防止できます。さらに、手術回数の削減により患者さんへの身体的負担も軽減されます。

このような治療に加え、当院では、JIAD口腔インプラント認定医の資格を持つ院長がインプラント治療を担当しています。JIAD口腔インプラント認定医とは、学会が認めた学術大会・研修会などに参加し、インプラント医療に関して適切で十分な学識と経験を有する医師に交付される資格です。

インプラント治療の高度な知識と豊富な臨床経験を持つ認定医が、患者様のお話にしっかりと耳を傾け、1人ひとりに寄り添った丁寧な説明と対応を心がけています。このような体制により、安心してインプラント治療を受けていただける環境を整えています。

痛みへの不安や疑問点などがございましたら、どのようなことでもお答えしますので、ご相談だけでもお気軽にご来院ください。

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