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2024.09.25

口内炎ができる原因は?口内炎を早く治す方法も解説

こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。

皆さんは口内炎を発症したことはありますか?痛みや不快感があり、特に食事や会話の際はつらいですよね。日常生活にも影響を与える口内炎は、出来るだけ避けたいもの。

今回は、口内炎ができる原因や、口内炎になってしまった場合に早く治す方法、歯科医院での口内炎治療に加え、口内炎予防についても解説します。

口内炎ができる原因は?

口内炎ができる原因はさまざまですが、大きく分けて次のような問題が考えられます。

外部からの刺激

誤って歯茎や舌を噛んだり歯ブラシが当ったりするなど、粘膜が物理的に傷つくことで炎症が起こり、口内炎が発生することがあります。​​噛み合わせ不良で歯が当たる、矯正装置が口内を刺激することも原因となります。

ストレスや疲労

精神的、身体的なストレスや疲れが溜まると、免疫力が低下し、口内炎ができやすくなります。

渋谷マロン歯科Tokyo|口内炎ができる原因は?口内炎を早く治す方法も解説|ストレスを抱える女性の画像

栄養不足

肌や粘膜の健康を維持するビタミンB群や、ビタミンC、鉄分などの栄養素の不足も、口内炎の原因となります。

ドライマウス

唾液には抗菌作用があるため、口腔内の唾液が減って乾燥する、いわゆるドライマウスの状態になると、口内炎を発症しやすくなります。

ウイルスや細菌の感染

ヘルペスウイルスやその他の細菌感染が原因で、口内炎ができる場合があります(ヘルペス性口内炎、カンジタ性口内炎)。これらが原因の場合、一般的な口内炎よりも痛みが強く、症状が長引く傾向があります。

アレルギー反応

食品や薬剤に対するアレルギー反応が口内炎の原因になることもあります。特定の食品や成分に敏感な方は、特に注意が必要です。タバコも原因の1つとして考えられます。

口内炎を早く治すには?

口内炎は1〜2週間で自然治癒することが多いですが、痛みや不快感があるため、早く治したいですよね。ここでは、出来るだけ早く治す方法を解説します。

口腔内を清潔にする

口腔内の清潔を保つことが重要です。毎日の歯磨きやうがいをしっかり行いましょう。抗菌効果のあるマウスウォッシュやうがい薬も効果が期待できます。また、口腔内が乾燥している(ドライマウス)と細菌が繁殖しやすいため、食事の際はよく噛んで食べて唾液を分泌し、水分補給もこまめに行いましょう。

栄養バランスの取れた食事を摂る

肌や粘膜の再生を助け、炎症を鎮める効果があるビタミンB2やB6を積極的に摂取しましょう。ビタミンB2はレバー、納豆、きのこ類、卵、アーモンドなどに、B6はレバーやマグロ、ピスタチオ、海苔などに多く含まれています。

また、ビタミンCや鉄分、亜鉛も効果があります。ビタミンCは緑黄色野菜やフルーツ、鉄分はレバーやひじき、亜鉛もレバーや牡蠣などに多く含まれています。

なお、熱いもの、辛いものなど刺激物は口内炎を悪化させるので避けましょう。また、糖質が多いとビタミンB群を多く消費してしまうため、過剰摂取は控えることをお勧めします。

渋谷マロン歯科Tokyo|口内炎ができる原因は?口内炎を早く治す方法も解説|栄養バランスのとれた食事を摂る女性の画像

ストレスを溜めない

精神的・身体的ストレスが多いと免疫力が低下し、口内炎の治りが遅くなることがあります。リラックスタイムや趣味の時間を設け、ストレスを解消することが大切です。また、十分な睡眠をとることで、体の回復力を高めることができます。

薬を使用する

市販の口内炎用の塗り薬やパッチ、スプレーを使うことで、痛みを抑えたり、治るまでの期間を短くできたりする場合があります。痛みがつらい場合は使うのも良いでしょう。ただし、使用により口内炎が悪化した、なかなか治らないなどあれば使用を中止し、歯科医院へご相談ください。

口内炎で歯科医院を受診したほうが良いケース

次のような場合は、歯科医院を受診することをお勧めします。

治りが遅い、痛みが強い

通常、口内炎は1〜2週間で治癒しますが、なかなか治らない場合は一度ご相談ください。また、非常に強い痛みや発熱を伴う場合は、ウイルスや細菌感染が考えられるため、専門的な治療が必要です。

口内炎が頻繁にできる

一度にいくつも口内炎ができたり、治ってもすぐ新たな口内炎ができたりする場合は、根本的な原因を調べるため、歯科医院の受診をおすすめします。噛み合わせ不良をカバーしようとして歯が歯茎や舌に当たっている、虫歯や歯周病の気になる箇所を無意識に触っている、矯正装置が触れている、などが原因の場合、適切な治療が必要です。

大きな潰瘍がある

口内炎が通常よりも大きく痛みが強い、粘膜がただれる、大きな潰瘍のようになっている、などの場合は他の疾患の可能性も考えられるため、早めに医療機関で検査を受けてください。口内炎とよく間違われやすい疾患として、白板症、舌がん、口腔がんなどが挙げられます。

渋谷マロン歯科Tokyoの口内炎治療

渋谷マロン歯科Tokyoには口腔外科を専門とする歯科医師がおり、口内炎の治療も行っています。口内炎の痛みや不快感をできるだけ早く取り除く治療を目指しています。

レーザー治療

口内炎の患部にレーザーを照射することで痛みを軽減し、早い治癒を目指します。レーザー治療は痛みが比較的少なく、短時間で終わるため、忙しい方にもおすすめです。

薬剤治療

抗炎症薬や抗菌薬を使用して、口内炎の症状を緩和します。細菌感染が原因の場合は、抗生物質を処方することがあります。

栄養指導

口内炎の再発を防ぐためには、バランスの取れた食事が重要です。渋谷マロン歯科Tokyoには糖尿病専門医・指導医がおり、主に糖尿病と密接な関係がある歯周病について指導を行っています。口内炎についても、食事・栄養面から専門家がサポートします。

口内炎予防の鍵は口内ケア つらい場合は歯科医院の受診を

口内炎を予防するためには、日頃の口内ケアが重要です。毎日の歯磨きで口腔内を清潔に保ち細菌の繁殖を防ぎましょう。また、バランスの取れた食事、ストレス発散による免疫力の向上も、口内炎予防のポイントです。

セルフケアだけ落とし切れない口腔内の汚れや細菌は、歯科医院での定期メンテナンスで綺麗にクリーニングしましょう。

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口内炎は誰にでも起こりうるものですが、適切なケアと治療により、症状が長引くのを防ぐことが可能です。なかなか治らない、痛みや違和感がつらいなどの場合は、渋谷マロン歯科Tokyoへお気軽にご相談ください。

こちらもご覧ください。
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監修者情報

守屋 崇

口腔外科

守屋 崇

昭和大学 卒業
昭和大学大学院 卒業

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