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2026.01.07
歯をぶつけた・折れたときの正しい応急処置と歯科での治療法
こんにちは、渋谷マロン歯科Tokyoです。「歯をぶつけてしまった」「子どもが転んで歯が折れた」といった歯の外傷で慌ててしまった経験はありませんか?歯の外傷は日常生活やスポーツ中に誰にでも起こりうるトラブルです。適切な応急処置を行えば歯を保存できる可能性が高まりますが、間違った対処法では本来保存できる歯も失ってしまう危険があります。また、見た目に問題がないように見えても、後日歯根破折やヒビが判明するケースも少なくありません。今回は、歯をぶつけた・折れたときの正しい応急処置方法や絶対にやってはいけない注意点、歯科医院での治療法などについて詳しく解説します。
歯をぶつけた・折れたときの正しい応急処置
転倒やスポーツ中の事故で歯をぶつけた際は、口の中からの出血や強い痛みでパニックになりがちです。しかし、落ち着いて適切な応急処置を行うことで、歯を保存できる可能性が高まります。お子さまが怪我をした際は、保護者の方が冷静に対処しましょう。
歯をぶつけて折れた歯を保存しておく
歯が抜け落ちた場合や、歯根が付いた状態で折れた場合には、歯根膜を乾燥から守るために適切な保存が重要です。歯根膜は歯と骨をつなぐ重要な組織で、これが生きていれば歯科医院で再植できる可能性があります。
最も理想的なのは生理食塩水での保存ですが、一般家庭では入手が難しいため、牛乳での保存が現実的です。これは牛乳の浸透圧が体液に近く、歯根膜細胞の保護に適しているためです。牛乳で保存する場合、冷蔵庫にある冷たい低脂肪でない普通の牛乳が適しています。
学校では歯牙保存液を常備している場合があるため、学校での事故の際はまず保健室に相談しましょう。
生理食塩水、牛乳、保存液、すべてがない緊急時は、舌の下に入れて唾液で潤した状態で歯科医院へ向かいます。大人の場合は、歯を「舌の下」に入れて運ぶ方法がありますが、お子さまの場合は、泣いたりパニックになったりして誤飲(飲み込む)や誤嚥(気管に入る)をする危険が非常に高いため、お口の中での保存は避けてください。
止血する
口腔内からの出血には迅速な対応が求められます。手元にある清潔な布類を使って、傷口をそっと押さえて圧迫してください。医療用ガーゼが理想的ですが、清潔なハンカチやタオルでも十分に代用できます。何も準備がない場合は、濡らしたティッシュを丸めて噛む応急処置が可能です。20分程度しっかりと押さえ続ければ、多くの場合出血は収まります。口を動かすと血が止まりにくくなるため、圧迫時はうがいや会話を控えましょう。
出血量が多い場合は血液が気道に入り込み、呼吸困難や誤嚥性肺炎を引き起こす恐れがあるため、頭を前に傾けて血液を外に出すよう心がけてください。
頬の外側から冷やす
歯茎の腫れや痛みには冷却が効果的です。水で濡らしたタオルや氷を包んだタオルで、頬の外側から優しく冷やしてください。冷却ジェルシートも活用できますが、長時間の使用は避けましょう。適度に冷却をすることで炎症を抑え、痛みの軽減が期待できます。
鎮痛剤を服用する
神経が露出するほどの破折では激しい痛みを伴います。我慢できない場合は、市販の鎮痛剤を服用してください。ドラッグストアで購入できる一般的な鎮痛剤で十分です。ただし、用法・用量を守り、他の薬との飲み合わせにも注意が必要です。また、アスピリン系鎮痛薬は出血を助長する可能性があるため避けてください。鎮痛剤は一時的な対症療法であり、根本的な治療ではないため、必ず歯科医院での診療を受けましょう。
早めに歯科医院を受診する
歯外傷では時間が治療の成否を分けます。30分以内の受診で再植成功率が高まるとされています。そのため、遅くとも1時間以内には歯科医院を受診するようにしましょう。特にお子さまの場合、乳歯の外傷は、その下で発育中の永久歯にも影響を与える可能性があります。永久歯の変色、変形、萌出困難といった後遺症を防ぐためにも、軽微な外傷でも早期の歯科受診が欠かせません。
歯の外傷でお困りの際は渋谷マロン歯科Tokyoへ

歯をぶつけたり折れたりした際は、迅速な対応が重要です。渋谷マロン歯科Tokyoでは、緊急時の歯科治療に対応しており、適切な診断と治療を行っています。
診療時間
月~金:10:00~14:00 / 15:30~20:10
土日祝:10:00~14:00 / 15:00~18:10
※祝日は通し営業で診察しています
渋谷駅から徒歩1分の好立地で、お忙しい方でもお越しいただきやすい環境です。
渋谷の歯医者 渋谷マロン歯科Tokyoには、審美治療やインプラント、根管治療、歯周病治療、矯正歯科、小児歯科、麻酔歯科、口腔外科などさまざまな分野の専門家が揃っています。
歯の外傷は早期の適切な治療が大切です。少しでも気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
痛みに対する、応急処置など当日にご対応いたしますが、お待たせする場合がございます。恐れ入りますが、お電話でご予約の上お越しください。
歯をぶつけた・折れたときにやってはいけない注意点
適切でない応急処置をすると、本来助かる歯も失ってしまう危険があります。以下の行為は歯根膜の細胞を死滅させ、再植できる可能性を著しく低下させるため避けてください。
・水道水で洗う(目安:10秒以上)
水道水での入念な洗浄は歯根膜細胞を破壊してしまう可能性があります。水道水での洗浄は目安として10秒以内で軽く洗い流す程度に留めましょう。
・歯根を素手で触る
素手で触ると細菌感染のリスクが高まります。
・歯を乾燥させる
折れた歯が乾燥してしまうと歯根膜が死滅し、再植は不可能になります。
・アルコールや消毒液に浸ける
アルコールや消毒液も細胞を傷つけるおそれがあるため、使用は避けてください。
正しい保存方法を守ることで、歯を残せる可能性が高まるため、理解しておきましょう。
歯をぶつけた・折れたときに救急車を呼ぶべきケース

歯をぶつけた・折れたとき、以下の場合はすぐに救急車を要請してください。
・多数の歯が折れた、または大量出血がある
・交通事故が原因
・意識を失った
・激しい吐き気や嘔吐がある
・顎が開かない、または不自然な動きがある
多数歯の破折や大量出血、顎の動きに異常がある場合は口腔外科のある病院への搬送が必要です。顎の動きに異常がある際は顎骨骨折の可能性があります。
交通事故や意識消失、激しい吐き気・嘔吐を伴う場合は脳への損傷が疑われるため、歯の治療より脳神経外科の受診を優先してください。
歯をぶつけた・折れたときの治療法

歯の外傷の治療法は、損傷の程度や部位によって大きく異なります。小さな欠けから脱落まで、それぞれの状態に応じた適切な治療の選択肢があります。
歯が欠けた場合
軽微な欠けにはレジン充填という白いプラスチック材料での修復が可能で、保険適用により経済的な治療が受けられます。
中程度の破折では被せ物治療が必要となり、保険診療では金属フレーム+プラスチック、自費診療ではオールセラミック冠が一般的です。
大きな破折で神経が露出した場合は根管治療後に被せ物を装着し、歯の強度を回復させます。骨縁下まで及ぶ重篤な破折では抜歯となり、その後はインプラント、ブリッジ、入れ歯による欠損補綴が必要です。
歯が抜け落ちた場合
完全に抜け落ちた歯には、入れ歯、ブリッジ、インプラント、再植という治療選択肢があります。
入れ歯は手軽で安価ですが、噛む力の制限と定期的な調整が必要です。ブリッジは両隣の歯を削って支台とする方法で、見た目は自然ですが健康な歯への負担が課題です。インプラントは人工歯根により天然歯に近い機能を回復でき、他の歯への影響もありません。
外傷直後に適切な保存と処置によって歯を回収できれば、再植できる可能性もあります。
歯がぐらついていたり、ズレていたりする場合
歯がぐらついたり位置がずれたりした場合、まずレントゲン検査で損傷の程度を確認します。動揺の大きな歯は隣接歯との固定により安定を図り、自然治癒を促進します。固定期間中は硬い食べ物を避け、歯に負担をかけないようにしましょう。神経損傷が疑われる場合は根管治療をし、歯の保存を図ります。お子さまの場合は歯根が未完成のため、軽度のめり込みでは自然萌出を期待して経過観察を選択する場合もあります。
歯が変色し、歯肉が腫れている場合
歯が赤みを帯びたり黒ずんだりする変色は、歯髄内の血管損傷による内出血や神経が壊死しているおそれがあります。軽度の内出血であれば時間と共に改善しますが、進行性の変色は神経が死んでいることを意味し、根管治療が不可欠です。
歯肉の腫れは炎症反応の表れで、放置すると膿瘍形成や骨髄炎に進展する危険があります。このような症状が見られた場合は、速やかな歯科受診により適切な診断と治療を受ける必要があります。
歯をぶつけたときは見た目に問題がなくても歯科受診を
歯の外傷は初期対応が治療結果を大きく左右します。外傷直後は問題がないように見えても、後日歯根破折やヒビが判明する場合も少なくありません。また、放置してしまうと歯の位置が異常なまま固定化してしまう可能性や、最悪の場合は自然脱落に至る可能性もあります。適切な応急処置と迅速な歯科受診をすることで、大切な歯を守れる可能性が高まります。
歯をぶつけたり折れたりしてお困りの方は、渋谷マロン歯科Tokyoにご相談ください。当院では年中無休で急患対応しており、保険診療も行っております。歯の外傷による痛みや不安がある際は、お電話でご予約の上お越しください。渋谷駅から徒歩1分の立地で、緊急時でもアクセスしやすい環境です。どうぞお気軽にご相談ください。
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